2010年07月24日

道東3管内博物館施設等連絡協議会交流推進会議が開催されました

 今年の道東3管内博物館施設等連絡協議会の交流推進会議は、忠類ナウマンゾウ発掘40周年記念集会実行委員会との共催で、
平成22
年7月11日(日)・12日(月)にわたり、幕別町忠類で行われました。
 
 7月11日(日)は、第一部として、木村方一先生による40年前のナウマンゾウ発掘の様子がスライドショーや動画で上映され、会場の発掘に関わった旧忠類村民の方々も懐かしそうにご覧になっていました。その後、発掘
を指導された亀井節夫先生が当時の調査についてお話をされました。
第二部は、忠類ナウマンゾウの今日的な評価を巡り、以下の3人の講師の方に講演を頂きました。

シンポジウム
「今を見すえ50周年を望むー全国・北海道・十勝からみたナウマンゾウと忠類」

忠類ナウマンゾウの新しい姿
  高橋啓一 氏(滋賀県立琵琶湖博物館)
日本列島の氷河時代を生きたナウマンゾウ
  近藤洋一 氏(信濃町立野尻湖ナウマンゾウ博物館)
十勝でヒトはどこまでゾウに迫ったか!?
  北沢 実 氏(帯広百年記念館)

 忠類のナウマンゾウ化石の中に、マンモスの化石が含まれていたこと。最近の忠類サイトの再発掘によって、より詳細な古環境復元ができたこと。ナウマンゾウはどうやって津軽海峡を越えたのか。北海道ゾウ化石と世界的な気候変動の関係。ゾウ化石と人間の関わりなどそれぞれの専門領域から実に興味深い講演がなされました。

 7月12日(月)は、ナウマンゾウ化石発掘現場の見学を行い、発掘に関わった先生方から、化石の産状や古環境についてお話がありました

                                                          (投稿者 いのくま)


当時の発掘風景の解説
木村先生











発掘調査現場巡検

現場

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